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【研究NOW!】モチベーショナル・フィードバックで 学生の自己調整学習と学習意欲を向上! 

教養力育成センターの土屋教授は、学習者の自己調整学習とやる気を向上させる教授法の開発に取り組んでいます。「自己調整」は新学習指導要領において主体的に学習に取り組む態度を評価する際のキーポイントとなっており、現在の教育現場で非常に注目されている概念です。
自己調整学習とは、計画→遂行→振り返りの3つのフェーズを経ながら、学習者が自分の行動、動機づけ、学習方法に自らきちんと関わり責任を持って取り組む学習のこと。一見、簡単そうに見えますが、効果に繋がる適切な計画を立てられない学習者や、適切な振り返りができない学習者が多くいるのが実情です。そのため、学習者の目標設定段階から関わり、学習プロセスで適切なフィードバックを与えていくことが自己調整学習の向上に重要となります。
(2021/7/3) 韓国で行われた英語教育に関する国際学会「2021 Joint International Conference on ELT」において、土屋教授は招待講演者(Plenary speaker)を務めました。コロナ禍のため学会はオンライン形式で行われ、土屋教授は「自己調整学習を引き出す指導法」について講演し、世界に向けて発信しました。
自己調整学習理論に基づくモチベーショナル・フィードバックやモデル、ガイドライン提供などの教育的介入を施すことで、学生の自己調整学習とやる気が向上することを捉えた実証研究に基づく講演でした。自己調整学習と動機づけの向上のための指導法は、「教える」というよりも「学生が学ぶクラス雰囲気を創出すること」という意識改革をまず指導者が行うことから始まることが伝えられました。今回の招待講演を契機に、今後、韓国の研究者と共同研究を行っていくことになっています。

土屋 麻衣子 教授

  • 教養力育成センター センター長
  • 英語教育学
関連科研費(科学研究助成事業)
  • 研究課題名:英語が苦手な学生に対するAL型授業の教授法の開発 (2014-2016)
  • 形成的フィードバックの動機づけへの作用に関する実証研究 (2017~2020)

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トピックス   2021/08/17