ニュースリリース

耐火物技術協会「若林論文賞」受賞

本学工学部生命環境化学科久保裕也准教授電気工学科中西真大助教生命環境化学科久保研究室の卒業生(2017年卒)の共同研究が、令和3年耐火物技術協会協会賞において、「若林論文賞」を受賞しました。受賞した論文は「スラグ侵食したMgO系耐火物の電気パルス粉砕による破壊挙動」で、卒業生が在学中からの久保准教授との研究活動に、電気工学科の中西助教の技術が加わり、この度論文として完成したものです。

「スラグ侵食したMgO系耐火物の電気パルス粉砕による破壊挙動」

  内容:耐火物は金属製錬炉、焼却炉、セメントキルンなど高温処理プラントの内張りに使われるレンガのことです。一般消費者が直接手に取ることがないものなのであまり認知されていませんが、高い耐久性が要求されるセラミックスであり使用量も多いため地味ながら重要な素材です。
耐火物は過酷な高温環境下で使用されるため、徐々に消耗、侵食するため日々大量に張り替えられ、廃棄されています。使用済みの耐火物は侵食した部分と、無傷な部分が混在しており、無傷な部分をきれいに分離できればセラミックス原料にリサイクルできますが、一般的なハンマーで叩くような粉砕機ではランダムに割れてしまい、きれいに分離することは困難です。
この研究では放電現象を利用した新しい粉砕法である電気パルス粉砕を用いることを提案しました。電気パルス粉砕では、侵食した部分と無傷な部分の境界部分で選択的に割れる特徴があります。この論文では、侵食した耐火物が電気パルス粉砕できれいに粉砕できること、さらに電場解析と合わせることでなぜ境界部分で選択的に割れるのかを示しました。

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トピックス   2021/05/07